帽子は頭髪にダメージを与えるのか

 帽子を被ると禿げるよ、そんなことを言われたことはありませんか。
頭髪が薄くなるとつい頭部を隠したくなるものです。
が、そんな言葉をかけられると、思わず被っていた帽子を脱ぎたくなってしまいます。
しかし本当に帽子は頭髪にダメージを与えるのでしょうか。

 帽子が頭髪にダメージを与えると思われている主な要因は、被ることによる頭部の蒸れと、きついサイズのものによって頭部が圧迫される点でしょう。
帽子を被っているとどうしても通気性が悪くなります。
そうすると雑菌等が繁殖しやすくなり、さらには皮脂の分泌も加わって、頭皮環境が悪化してしまうのです。
そうなってしまうとよけいに脱毛等を促進させることになります。

 また、きつい帽子を被っていると頭髪がこすれたり、血行が悪くなったりしやすくなります。
これも薄毛対策にはマイナスに作用しますので、避けなければなりません。

 では、やはり帽子は頭髪にダメージしか与えないのでしょうか。
と言うと、実は全く逆の効果も持っているのです。
頭髪にとって最もダメージを受けるものの一つに紫外線があります。
紫外線というとお肌の大敵、というイメージが強いのですが、実は紫外線がダメージを与えるのは肌だけではありません。
頭皮も紫外線によって老化します。
考えてみれば頭皮も皮膚の一部なのですから、当然でしょう。

 また、頭皮に限らず紫外線は頭髪にも直接ダメージを与えます。
長時間日光を浴び続けた後に髪の毛がバリバリした経験はありませんか。
こうした紫外線の脅威から大切な頭髪を守るのに帽子は欠かせないアイテムなのです。

 では、どうしたら良いでしょうか。
まず、ゆとりのあるサイズのものを被る、材質は通気性の良いものを選ぶ、長時間被りっぱなしにはしない、このような点に注意すれば、薄毛対策の強い味方となってくれることでしょう。